2011年6月8日水曜日

DPA 4099の特徴について


超単一指向性 楽器用マイクロホン DPA 4099
4099はPA,ライブステージに最適な楽器用マイクロホンです。
今回はこのマイクロホンの特徴についてご紹介します。

Typical on- and off-axis frequency response of DPA 4099 at 20 cm (7.9 in) distance
グラフ内の180°のラインに注目してください。
フロアモニターとの干渉により起こるハウリングを軽減するため、中域から低域に向かって傾斜がかかっています。
さらに30°のラインでは、マイクロホンの向きが楽器(音源)から多少ずれてもフラットな周波数特性をキープしています。
これにより多彩なマイキングが可能となります。

バリトン・サックスに4099を装着
(わざとマイクロホンの向きを音源からずらして固定)

4099の近接効果
4099と楽器(音源)の距離を20cmとると、最もフラットな音色が得られます。
まずはこの距離からスタートしてみて下さい。
もう少し太く、主張の強い音が欲しい場合には、さらに距離を縮めてみることをお勧めします。



ゴム製のマウント(BC4099)で4099をベースに装着

上記の特徴を参考に、さまざまなマイキングを試してみてください。

(参考)
4099のQ&A よくある質問