2013年11月5日火曜日

ミニチュア・マイクロホン用延長ケーブルDAO6005とDAO6005-Bは同じものですか?

DAO6005/6005-B
いいえ異なります。DAD6005は長さ3.5m、太さ(径)が1.6mmと細く柔らかいのでマイクロホンを体に仕込む際などにお使いください。因みにミニチュア/ヘッドセット・マイクロホンのケーブルの太さ(径)も1.6mmです。一方DAO6005-Bは長さが5m、太さ(径)が2.8mmでDAO6005と比較すると長く、やや太いためマイクロホンを固定設備などで使用する場合にお勧めします。DAO6005-Bには白バージョンのDAO6005-Wもラインナップされています。

超単一指向性吊りマイクロホン "4098HW/HBにはDAO6005-W/-Bを

測定用としてお勧めのマイクロホンは?

 無指向性マイクロホン4007
リファレンス・マイクロホン 4007をお勧めします。4007はリニアで正確な音質だけではなく、124dBの広いダイナミック・レンジや最大音圧レベル155dBなど、測定用マイクロホンに最適なスペックを備えています。ドラム、パーカッション、管楽器など音量の大きい楽器を歪みなく収音するとこがきます。


  
次にお勧めするのが コストパフォースに優れたペンシル型の4090/4091です。
無指向性マイクロホン 4090/4091
4090(高感度モデル、最大音圧レベル:134dB)、4091(低感度モデル、最大音圧レべル:144dB)はミニチュア・マイクロホン4060/4061と同様に綺麗な円を描くポーラパターンと20Hzから20kHzまでフラットな特性を持つため、楽器、声、SEの収音だけでなくスピーカー・チューニングなどの測定用マイクロホンとしても使用できます。

4090/4091の周波数特性


4090/4091はミニチュア・マイクロホン4060/4061で採用されている高域のソフト・ブーストが施されていないため、よりフラットな音質が得られます。

ヘッドセット・マイクロホンで楽器を収音できます。

DPA d:fine デュアルイヤー・ロングブーム(ベージュ)
周囲の環境に大きく依存しますが、条件が整えばライブ・ステージで“無指向性のヘッドセット・マイクロホン”を使ってバイオリンやフルートの収音をすることができます。マイクロホンの設置箇所は無指向性の場合、頬〜こめかみあたりです。マイク・ブームはやや外ぶりにします。

このマイキングのメリットは”音質”です。楽器本体にマイクロホンをオンで設置するよりも、多少距離をとったオフの方が、空気を伝って来る楽器の響きと鳴り全体を収音することができ、ギスギス感の少ない自然な音質が得られます。得にストリングス系の楽器でその効果は顕著に現れます。

ハウリング/フィードバックなどの問題などがない限られた条件下でのマイキングとなりますが、機会がありましたら是非お試しください。

※ステージ上の音が大きい場合には“単一指向性のヘッドセット・マイクロホン”という選択肢もあります。この場合は、無指向性よりも楽器の近くにマイクロホンを設置する必要があります。

4066 無指向性ヘッドセット・マイクロホン
4088 単一指向性ヘッドセット・マイクロホン
d:fine ヘッドセット・マイクロホン

サウンド・デザイナー 2013年10月号に「 d:facto™II ディファクト」のレビューが掲載されました。

ギタリストのためのレコーディングマガジ
サウンド・デザイナー 2013年10月号


ボーカル・マイクロホン「 d:facto™II ディファクト」のレビュー記事が卓録アイテムとことん調査隊のコーナー(P92)で掲載されました。どうぞご覧ください。

Sting(スティング) with d:facto™