2014年12月26日金曜日

EDDA MAGNASON with NIELS LAN DOKY TRIO at Blue Note Tokyo

Photo by Yuka Yamaji 
エッダ・マグナソンとニルス・ラン・ドーキー・トリオによるライブHome to MONICA ZETTERLUND(モニカ・ゼタールンド)が、1220日と21日の2日間にわたってブルーノート東京で行われました。ライブではDPA Microphonesのマイクロホンが多数使用されましたのでご紹介します。

Photo by Yuka Yamaji
ボーカルのエッダ・マグナソンは超単一指向性のボーカル・マイクロホン“d:factoを使用しています。


Photo by Yuka Yamaji
赤:3521 緑:VO4099P
ニルス・ラン・ドーキーの演奏する繊細かつリズミカルなピアノには単一指向性マイクロホン”3521”超単一指向性マイクロホン”VO4099P”使用されました。

Photo by Yuka Yamaji
VO4099B

アイラ・コールマンの演奏する安定感のあるベースには超単一指向性マイクロホン“VO4099Bが使用されました。


Photo by Yuka Yamaji
赤:2011C 緑:4006A
ドラムのトップに単一指向性マイクロホン”4011A”ベースドラムに単一指向性マイクロホン”2011C”ドラムキット全体を収音する無指向性マイクロホン”4006A”が使用されました。


補助席が出るほど満員の会場 Photo by Yuka Yamaji

2014年9月9日火曜日

DPA d:dicate™ 4006Aレコーディング・マイクロホンの進化。



1982年以来スタジオ・レコーディング・マイクロホンとして世界中で愛用されてきた4006ですが、2011年にモジュラー式としてDPA d:dicate™ (ディディケイト)4006A無指向性レコーディング・マイクロホンへと進化を遂げました。30年以上の歴史をほこる4006について簡単にご紹介したいと思います。

1982年 4006 無指向性プロフェッショナル・マイクロホン

4006
初代4006はB&K社の測定用マイクロホン(130v PSU稼働)のマイクカプセルを48Vファンタムで稼働するように改良し、優れた周波数特性と広いダイナミック・レンジでの収音がコンソールを介して可能となりました。わずか2ミクロンのジャーマンシルバー(洋銀)製ダイアフラムとプリポラライズド(蓄電)されたバックプレートの組み合わせによりクリアで安定した音質を実現しました。

2005年 DPA 4006TL リファレンス・スタンダード・マイクロホン

4006TL
さらにクリアな音質を目指し4006-TL48Vファンタム稼働)が2005年にリリースされました。4011に搭載されていたトランスレスタイプのプリアンプを基に設計されたプリアンプを搭載。4006本来のクリアで安定した音質を踏襲しながらも4006に比べ“より高い感度と広い周波数特性” (15 Hz to 20 kHz ±2 dB)での収音を可能にしました。

2011年 d:dicate™4006A レコーディング・マイクロホン

4006A
2011年にリリースされた最新の4006Aはモジュラー式へと変更され DPA d:dicate™ (デディケイト)シリーズへラインアップされました。最新の技術とパーツを投入し設計された48V稼働のトランスレスタイプのマイクプリアンプを採用。マイクカプセル(MMC4006)とプリアンプ(MMP-A)が分離可能なため、コンパクトタイプ(小型)、ハンギング(吊り用)などのマイクプリアンプを組み合せてご使用いただけますので多様性に優れたハイエンド・マイクロホンの誕生といえます。



 DPA d:dicate™ (デディケイト) 4006A サンプル・サウンド。

2014年7月15日火曜日

D-A-Dのサウンドエンジニア・インタビュー


(内容)
ハイエンド・マイクロホンをD-A-Dのような大音量のハードロックバンドのライブで試してみたと思いました。スタジオでさまざまなコンデンサー・マイクロホンを使用し、その結果デンマーク製のDPAマイクロホンに辿り着きました。DPAは本当に素晴らしいです。ハイエンド・マイクロホンでコンソールへ充分な音量を届ける、まさにDPAの得意とするところだと思います。

2014年6月20日金曜日

DPAがロベン・フォードの香港ライブで大活躍。

Robben with DPA
香港で行われた米国人ジャズ/ロック/ブルース・ギタリスト、ロベン・フォード(Robben Ford)のコンサートでDPA社のマイクロホンが多数使用されました。コンサート終了後、エンジニアのリチャード・ウェイーラー(Richard Wheeler)氏は「非常にクリアでありながらもパンチのある力強いサウンドが得られた。特にボーカルマイクのd:facto™(ディファクト)はロベンの声そのものだった。本当に驚いたよ。素晴らしいマイクロホンだ」と振り返りました。


ギターとベース・アンプに2011C、ハモンドB3 オルガン用のレスリー・スピーカーに4099 ×2(高音用)2011C(低音用)を使用。

DPA on Drums
キックとスネアドラム(トップ)に2011C、スネアドラム(ボトム)、タム、シンバルに4099そしてドラムのトップに4011A をステレオで使用。

2014年4月28日月曜日

DPA on Live Stage 2014

スタジオ・クオリティーの音質をライブ・ステージで実現するDPAのマイクロホン。最新ラインナップをご紹介します。

d:facto ボーカル・マイクロホン


d:facto(ディファクト)は音楽スタジオや放送局で長年愛用され続けてきた単一指向性マイクロホン”4011”をベースに開発した超単一指向性のマイクカプセル”MMC4018V”を採用しているボーカル・マイクロホンです。120dBの広いダイナミックレンジにより、ジャズ、ポップス、ロックなどのジャンルを問わず、ボーカリストの表情豊かな歌声を細部までクリアに表現します。

 d:facto(ディファクト)は有線マイクロホンとしてだけでなく、オプションのワイヤレス変換アダプターと組み合わせることでSennheiser(ゼンハイザー)、Shure(シュア)、Sony(ソニー)、Lectrosonics(レクトロソニックス)など各社のワイヤレスシステムと一緒にご使用いただけます。

d:facto(ディファクト)の製品ページへ

New d:fine ヘッドセット・マイクロホン FIO66/FID88 


世界中の劇場や放送局で活躍するヘッドセット・マイクロホン4066と4088がd:fine(ディファイン)シリーズにラインナップされました。クリアで拡がりのある音質が特徴の無指向性マイクロホン”FIO66”とハウリングに強い設計の単一指向性マイクロホン”FID88”です。シングルイヤー(片耳掛け)とデュアルイヤー(両耳掛け)から選択できるほか、顔の小さな女性やこどもに最適なミディアムブームモデルも用意しました。

 d:fine(ディファイン)は有線だけでなく、オプションの変換アダプターと組み合わせることでSennheiser(ゼンハイザー)、Sony(ソニー)、Samson(サムソン)、Shure(シュア)、audio technica(オーディオテクニカ)など各社のワイヤレスシステムと一緒にご使用いただけます。
d:dicate レコーディング・マイクロホン 4018A/2011C


 4018Aは、音楽スタジオや放送局で長年愛用され続けてきた単一指向性マイクロホン”4011”をベースに開発した超単一指向性のマイクカプセル”MMC4018”を採用しているレコーディング・マイクロホンです。超単一指向性のマイクカプセル特有の背面(180度)からの音の回り込みを最小限に抑える工夫が施されているため、ライブ・ステージ上においても、DPAならではのクリアでフラットな音質での収音が可能となります。
フラッグシップモデルの4018Aはマイクカプセル“MMC4018”とクラスAマイクプリアンプ“MMP-A”で構成されるモジュール式マイクロホンです。

 2011Cはコンパクトでコストパフォーマンスにも優れた単一指向性マイクロホンです。ミニチュア・カプセルをモディファイした「デュアル・ダイアフラム・マイクロホン・テクノロジー」を採用し感度に優れたノイズの少ない音質が得られるよう設計されています。最大音圧レベルは”146dB”。スピーチから様々な楽器の収音まで、幅広いシーンで仕込み用マイクロホンとしてご使用いただけます。2011CはマイクカプセルMMC2011と超小型のマイクプリアンプMMP-Cで構成されるモジュール式マイクロホンです。

4018Aの製品ページへ
2011Cの製品ページへ
ST2011Cの製品ページへ

d:vote 楽器用マイクロホン


d:vote(ディボート)シリーズは超単一指向性マイクロホンと8種類のアタッチメントから構成されます。マイクロホンは狙ったポイントのマイキングが簡単に行えるグースネック式です。さらにDPAならではのクリアな音質はイコライザー調整なしでそのままお使いいただけるため、セットアップ時間が短縮できます。

 ステージ・ユーズに特化した楽器用マイクロホンd:vote(ディボート)は有線だけでなくオプションの変換アダプターと組み合わせることでSennheiser(ゼンハイザー)、Sony(ソニー)、Samson(サムソン)、Shure(シュア)、audio technica(オーディオテクニカ)など各社のワイヤレスシステムと一緒にご使用いただけます。

d:vote(ディボート)シリーズの製品ページへ

2014年3月18日火曜日

DPA Drum Day @ Fonoprint


DPAのマイクロホンを使ったドラム・セッションの様子。ご覧ください。

●ハイハット:4011(単一指向性),4099(超単一指向性)
●スネアトップ:4011(単一指向性)
●スネアボトム:4099(超単一指向性)
●タム:4099(超単一指向性)
●フロアタム:4099(超単一指向性)
●キック:4099(超単一指向性)

●オーバーヘッド:4015(ワイド単一指向性)×2本
●アンビエント:4006(無指向性) 
×2本  ※UA0777 ノーズコーンを装着

4011について
http://www.hibino-intersound.co.jp/dpa_microphones/2545.html
4099について
http://www.hibino-intersound.co.jp/dpa_microphones/3043.html
4015について
http://www.hibino-intersound.co.jp/dpa_microphones/2547.html
4006について
http://www.hibino-intersound.co.jp/dpa_microphones/2543.html
UA0777 ノーズコーン(交換用グリッド)について
http://www.hibino-intersound.co.jp/dpa_microphones/2016.html