2011年6月27日月曜日

「九州放送機器展2011」でDPAを展示します。


福岡での展示会「九州放送機器展2011」にて新製品のリファレンス・スタンダード・マイクロホン「4000シリーズ&2000シリーズ」、PA/ライヴステージに最適な楽器用マイクロホン「4099シリーズ」を展示予定です(ヒビノ内ブースで展示します)。ぜひヒビノブースへお立ち寄り下さい。

会期
7月6日(水)午前10時~午後6時
7月7日(木)午前10時~午後5時

会場
福岡国際センター 地図

詳細→ http://www.q-kikiten.com/

モジュール式マイクロホン「4000&2000シリーズ」

2011年6月22日水曜日

DPAのバウンダリー・マイクロホンについて


テーブルの中央に置いてあるのがバウンダリー・マイクロホンです。
バウンダリー・マイクロホンは、床やテーブル上に置いて使用する平らなマイクロホンで、劇場、講演会場、会議場などで、声などを収音します。また放送局では、ニュースやトーク番組でのバックアップ録音などにも使用されています。形状が薄いので、目立たず仕込むことができるのもバウンダリー・マイクロホンの大きなメリットです。

DPAには2種類のバウンダリー・マイクロホンがあります。

お洒落なデザインのバウンダリー・マイクロホン 「BLM4060」
1つはBLM4060です。非常に感度の高い無指向性のバウンダリー・マイクロホンで、切れの良いくっきりとした音で収音できます。ご覧のように(上記写真)デザインも大変スタイリッシュです。このマイクロホンには3メートルのケーブルとXLR変換アダプターが付属します。

レイヤーマウント「BLM4060」には黒と白の2色があります。
次にDPAのミニチュア・マイクロホンとゴム製のレイヤーマウント「BLM6000」を組み合わせた、簡易版のバウンダリー・マイクロホンです。

BLM6000は単品で販売されていますので、既にミニチュアマイクロホン(4060、4061)をお持ちの場合、組み合わせてバウンダリーとしてお使いいただけます。また、コストパフォーマンスに優れたミニチュア・マイクロホンのステレオキットSMK4060/4061 にもBLM6000は付属しています。

因みに、細かいニュアンスまで収音ができる高感度モデルのミニチュア・マイクロホン「4060」との組み合わせがおススメです。

写真のようにレイヤー・マウントの裏にある溝にミニチュア・マイクロホンのカプセルを埋め込みケーブルを這わせるだけで、簡単にバウンダリーの出来上がり!

以上2種類のバウンダリー・マイクロホンは別売のワイヤレス変換アダプターを併用ですることで、有線だけでなくワイヤレス・システムでもお使いいただけます。

ワイヤレス対応表はこちら>>

2011年6月16日木曜日

ラベリア・マイクロホンキット「LMK4060」と単一指向性ラベリア・マイクロホン「4080」


オール・イン・ワンのラベリア・マイクロホン・キット LMK4060
今回はマイクロホンを胸元に付けて人の声(スピーチやナレーション)を収音する際に最適なラベリア・マイクロホン・キット LMK4060をご紹介します。

LMK4060は、無指向性のミニチュア・マイクロホン4060(高感度モデル)、キャノン変換コネクター(DAD6001-BC、ベルトクリップ付)、マイクロホンを胸元に装着するためのクリップ(DMM0017)が付属します

クリップ(DMM0017)にはちょっとした工夫が施されています。
写真のようにマイクヘッドに角度を付けて仕込むことができるため、衣擦れによるノイズを軽減する効果が期待できます。

DMM0017を使ってミニチュア・マイクロホンを胸元に装着
単一指向性のラベリア・マイクロホンをお探しの場合には4080がお勧めですマイクロホンとクリップを一体化したモデルです。
ショック・マウント(ゴム製)を付属、振動から生じるノイズを軽減します。
これも、DPAならではのちょっとした工夫かと思います

単一指向性のラベリア・マイクロホン 4080 (白、黒の2色)

胸元に4080を装着

2011年6月15日水曜日

[Q&A] ミニチュア・マイクロホンに水や汗が付いてしまった場合は?


質問:ミニチュア・マイクロホンに水、汗が付いてしまった場合には、どうすればいいでしょうか?

水、汗の付着はマイクロホンに良い影響を与えません。

しかしプロの現場ではどうしても水や汗が避けられない場合があります。
そんな時は、マイクロホンを振って水分を取った上で、自然乾燥させてください。

(注)乾燥の際は絶対に電子レンジやヘアードライヤーを使わないでください。

マイクロホンに汗が付着した場合は、蒸留水でマイクロホンを洗ってから
しっかりと自然乾燥を行ってください。

2011年6月14日火曜日

[Q&A] 最適なミニチュア・マイクロホンは?

4060/61/62(白、茶、ベージュ、黒の4色)、4063(白、ベージュ、黒の3色)
DPAのミニチュア・マイクロホンには様々なモデルがあり、
どのマイクロホンを選べば良いのか、迷ってしまうかもしれません

そこで各モデルの簡単な特長をご紹介します。

4060(高感度、48V)最大音圧レベル:134dB
空気感と拡がりのある音質が特徴の無指向性のマイクロホンです。
人の声(スピーチ、ナレーション、歌)、楽器、合唱やオーケストラ(アンサンブル)、SEなどを収音する場合に最適で、非常に滑らかな音が特長です。



4060(高感度),4061(低感度)でピアノをステレオで収音
 4061低感度、48V) 最大音圧レベル:144dB
もっともオール・ラウンドにお使いいただける無指向性のマイクロホンです。
人の声(スピーチ、ナレーション、歌)、楽器など目的を問わずお使いいただけます。

4061(低感度)を基準に前出の4060(高感度)と、後述の4062(超低感度)の2タイプが前後にラインナップされています。
因みに、無指向性のヘッドバンド・マイクロホン「4066」には4061のマイク・カプセルを採用しています。

バイオリンに4061(低感度)を装着
※4060/4061を含むアクセサリー・キットにはIMK4060/4061(楽器収音キット)、SMK4060/4061(ステレオ・マイクロホン・キット)、LMK4060(ラベリア・マイクロホン・キット)があります。

4062超低感度、48V) 最大音圧レベル:152bB
破裂音、車のエンジン、音量&音圧の大きい楽器(ドラム、パーカッション、トランペット、トロンボーン)などの収音に最適な無指向性のマイクロホンです。

ドラムに4062(超低感度)を設置
4063(低感度、低電圧、48V) 最大音圧レベル:138bB
ワイヤレス・システムを運用している場合で、マイクロホンへの供給電圧が5V以下の時にご使用下さい。
(例:Lectrosonics社
など)
4061(低感度)とほぼ同等のスペックのため、オール・ラウンドにお使いいただけます。

4071 (白、ベージュ、黒)
 ●4071(低感度、プレゼンス・ブースト、48V)
映画やCMの撮影で、マイクロホンを服の中に仕込んで台詞を収音する場合に最適な、無指向性のマイクロホンです。
マイクロホンには4~6kHzの高域ブースト、100Hz以下のローカットがあらかじめ挿入されているため、ノイズの少ない明瞭な音声を収音できます。
ニュース・キャスターの音声収録にも最適です。

4071の周波数特性(プレゼンス・ブーストとロー・カットが施されているのが分かります)
キャスターの胸元に4071を装着
 ※4071を含むアクセサリーキットにはFMK4071(映画、演劇用キット)とEMK4071(外録制作現場キット)があります。

是非参考にしてみてください。

2011年6月13日月曜日

4099 Hi(高感度)とLow(低感度)を見分ける方法

4099Hi (高感度)をバイオリンに装着
PA/ライブに最適な楽器用マイクロホン4099には、
4099Hi(高感度)と4099Low(低感度)の2タイプがあります。

今回はどちらのモデルかを簡単に見分けられる方法をご紹介します。

上が4099Hi(高感度)、下が4099Low(低感度)
ケーブルに付いているシリアル番号を記載したタグが
赤であれば4099Hi(高感度)、
黄色であれば4099Low(低感度)です。
また、ケーブルとコネクターの接合部分が、
黒であれば4099Hi(高感度)、
白であれば4099Low(低感度)です。

是非参考にしてみて下さい。

2011年6月9日木曜日

ケーブル「DAO4010」でよりコンパクトに、スマートに


DAO 4010 (ケーブル長は10メートル)
DPAのマイクロホン・ケーブルDAO4010をご紹介します。

DAO4010のXLRコネクターは、非常にスマートにデザインされています。
マイクロホンと接続すると、コネクターの厚みはほんの数ミリです。

 通常のXLRコネクターと比較してみました。


DPAの小型プリアンプ(MMP-C)から成るリファレンス・マイクロホン、
4006C(無指向性)4011C(単一指向性)4015C(ワイド単一指向性)
2006C(無指向性)2011C(単一指向性)
DAO4010を組みわせると、コンパクトなマイクロホンを
さらにコンパクトに、スマートに仕込むことができます。

単一指向性マイクロホン 4011Cに マイクロホン・ケーブル DAO4010を接続。
サスペンション・マウント SM4000を使って 天井からマイクロホンを吊るしています。

2011年6月8日水曜日

DPA 4099の特徴について


超単一指向性 楽器用マイクロホン DPA 4099
4099はPA,ライブステージに最適な楽器用マイクロホンです。
今回はこのマイクロホンの特徴についてご紹介します。

Typical on- and off-axis frequency response of DPA 4099 at 20 cm (7.9 in) distance
グラフ内の180°のラインに注目してください。
フロアモニターとの干渉により起こるハウリングを軽減するため、中域から低域に向かって傾斜がかかっています。
さらに30°のラインでは、マイクロホンの向きが楽器(音源)から多少ずれてもフラットな周波数特性をキープしています。
これにより多彩なマイキングが可能となります。

バリトン・サックスに4099を装着
(わざとマイクロホンの向きを音源からずらして固定)

4099の近接効果
4099と楽器(音源)の距離を20cmとると、最もフラットな音色が得られます。
まずはこの距離からスタートしてみて下さい。
もう少し太く、主張の強い音が欲しい場合には、さらに距離を縮めてみることをお勧めします。



ゴム製のマウント(BC4099)で4099をベースに装着

上記の特徴を参考に、さまざまなマイキングを試してみてください。

(参考)
4099のQ&A よくある質問

2011年6月1日水曜日

「サウンド・フェスタ2011」でDPAを展示します。

大阪での展示会「サウンドフェスタ2011」にて
新製品のリファレンス・スタンダード・マイクロホン「4000シリーズ&2000シリーズ」、
PA/ライヴ用、楽器マイクロホン「4099シリーズ」を展示します。

製品へのご質問も受け付けますので弊社ブースへ是非お立ち寄り下さい。

会期:2011年6月15日(水)16日(木) Open 10:00/Close 18:00
会場:グランキューブ大阪 (大阪国際会議場) 10F
詳細→ http://www.sound-festa.com/