2013年11月5日火曜日
測定用としてお勧めのマイクロホンは?
無指向性マイクロホン4007 |
リファレンス・マイクロホン 4007をお勧めします。4007はリニアで正確な音質だけではなく、124dBの広いダイナミック・レンジや最大音圧レベル155dBなど、測定用マイクロホンに最適なスペックを備えています。ドラム、パーカッション、管楽器など音量の大きい楽器を歪みなく収音するとこがきます。
次にお勧めするのが コストパフォースに優れたペンシル型の4090/4091です。
無指向性マイクロホン 4090/4091 |
4090(高感度モデル、最大音圧レベル:134dB)、4091(低感度モデル、最大音圧レべル:144dB)はミニチュア・マイクロホン4060/4061と同様に綺麗な円を描くポーラパターンと20Hzから20kHzまでフラットな特性を持つため、楽器、声、SEの収音だけでなくスピーカー・チューニングなどの測定用マイクロホンとしても使用できます。
4090/4091の周波数特性 |
4090/4091はミニチュア・マイクロホン4060/4061で採用されている高域のソフト・ブーストが施されていないため、よりフラットな音質が得られます。
ヘッドセット・マイクロホンで楽器を収音できます。
DPA d:fine デュアルイヤー・ロングブーム(ベージュ) |
このマイキングのメリットは”音質”です。楽器本体にマイクロホンをオンで設置するよりも、多少距離をとったオフの方が、空気を伝って来る楽器の響きと鳴り全体を収音することができ、ギスギス感の少ない自然な音質が得られます。得にストリングス系の楽器でその効果は顕著に現れます。
ハウリング/フィードバックなどの問題などがない限られた条件下でのマイキングとなりますが、機会がありましたら是非お試しください。
4066 無指向性ヘッドセット・マイクロホン
4088 単一指向性ヘッドセット・マイクロホン
d:fine ヘッドセット・マイクロホン
サウンド・デザイナー 2013年10月号に「 d:facto™II ディファクト」のレビューが掲載されました。
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